幸せを探しだすこぶた

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鹿の角 立体と支点

鹿の角 立体と支点_d0249399_17155204.jpg

@9cmのレターオープナー






今日も絶好の削り日和でした。
鹿の角でとじ針ができたら、レターオープナーを作ろうと思っていたのでチャレンジ。
ピンクの鹿革(手持ち在庫)をストラップでつけました。


こぶたは左利きなので、刃を左にのみつけました。
下は峰側から撮った画像です。


鹿の角 立体と支点_d0249399_18365616.jpg


途中で、封筒の試し切りを何度もしましてん。

しかし…切れない!
なぜだ!!

検討した結果、オープナーを持った時に親指を添える部分の曲線が微妙で、刃に力が伝わらないことがわかりました。
(こぶたの文章力ではこれ以上うまく伝えられないです)
調整したら切れるようになりました。

作ろうと思っているオープナーがもっと大きいものであったら、5本の指を使うのできっと気づかない。
これは小さくて小指を添えられないので、親指で力が逃げないようにしないといけないのね…。

そもそも、鹿の角は微妙にねじれているので、元々の曲線を生かして削る。
鹿の角の曲がり具合は、ちくわを縦に切って、捻って反らせたものに近いので、削りながら考えないといけない。

針も大変だったけど、レターオープナーもなかなかでした。
鹿角で道具作りって、ちょっと手を出しただけなのに、まるで深海だわ…。
波打ち際で退散することにしよう。

あと1本、長めとじ針を作ったら一旦足を洗おう。



by kobutanopugi | 2018-10-10 23:55 | 鹿の角 | Comments(0)